悲しくて、胸がふさぐ
愛犬が亡くなった悲しみから体調を崩し、東洋医学的な「感情と臓器のつながり」を身をもって深く実感中です🌱
突然の悲しみに沈んだときはもちろん、
・日常的に、怒りや恐れよりも「悲しみ」を強く感じるタイプの人
・頬の乾燥が気になる人
・便秘がなかなか治らない人
・下唇が腫れぼったく感じる人
などの参考になったらいいな。という思いと共に、自戒と備忘のメモをシェアさせてください。
(説明が長いので…どうすれば?の結論、早よ!というときは、一番下までスクロールしてね😅)
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東洋医学の思想では、感情と臓器には一定の結びつきがあります。
怒りや恐れ、喜びなど、感情はいろいろありますね。その中で「悲しみ・憂い」は、「肺・大腸」と深く繋がっていると考えられています。
「悲しみで胸が張り裂けそう」「胸が塞ぐ」などの表現があります。実際に、悲しみ・憂いという感情は、胸=肺、つまり呼吸に負荷をかけているようです。
呼吸が浅くなると、体内の酸素が足りなくなります。頭がぼーっとしたり、動きが緩慢になったり。
それに加えて、体内が乾燥してきます。
東洋医学では、肺は「水分」の運搬にも深く関わっています。呼気によって体内の水分の調節をするのが肺です。
なので、胸が塞ぐと、肺が乾燥します。望診では、頬の乾燥でそれがわかります。ほっぺたがいつもよりカサカサしてきたら、肺に負荷がかかっているサインです。
胸がふさいで、呼吸が浅くなり、酸素が不足して、体内が乾燥してくる。この変化のうちに何かしらの(栄養なり、養生なりの)対応ができると、体は比較的はやく、通常に戻ってくれます。
が、ここで放っておくと、次は「大腸」に負荷がかかってきます。
【肺と大腸】は【表と裏(陽と陰)】という関係性にあり、連動して体内の水分の分配を担っています。
表である肺が負荷に耐えられなくなると、裏の大腸にも影響が及びます。便秘など大腸のトラブルが出てきます。
望診では、髪の生え際や下唇の状態でわかります。髪の生え際に吹き出物ができたり、下唇が乾燥したり厚ぼったくなったりしてきたら、大腸に負荷がかかっているサインです。
感情によって、裏の臓器まで負荷がかかると、回復するのに時間が必要です。
分子栄養医学的には、栄養の不足を補ってあげれば良いのだけれど、「悲しみ」が理由で食欲がない体は、必要な食べ物もサプリメントも、なかなか受け付けてくれませんでした。
私は、栄養を整えたおかげもあり、感情に振り回されることがとても少なくなりました(脳内の神経伝達物質がきちんと作られると、精神、つまり心が安定するので)。
が、それでも、別れは悲しく、寂しいものですよね。
わたしは、自分の心が強くなったのだと思って、心身への負荷に気づいてあげられませんでした。
深いところでは実感以上に、悲しかったんだなぁ。もっと早く気づいていれば、もっと早くなんとかしてあげられたのに。ごめんね、私の体。
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この数週間、
いつも以上に頭が働かず、
ただでさえトロい動作がますます緩慢になり、
ツヤピカだったはずの頬がカサカサしてきて、
下唇が腫れぼったくなり、
ついつい下唇を噛んでしまうようになり、
毎日快便がすっかり便秘になり、
と、セオリー通りに体調が傾いてきていたのに、気づかず、ほったらかし。
しかも、肌のカサカサ治すにはタンパク質よねーと無理にプロテインを飲んでさらに便秘を悪化させ…
対応まで間違えていました。
あっ!悲しくて胸がふさいでいたからだ!って、やっと気づいた、2日前☹️
ちゃんと順序よく悪化していくんだなぁ。
と、よーく、わかりました。
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▶︎結論◀︎
深い悲しみを感じたら。
/頬、下唇、乾燥、便秘など、悲しみとつながるトラブルが気になるときも、同様に/
胸を開きましょう。肩を後ろに。
深く、ゆっくりとした呼吸を、いつも以上に、意識しましょう。
食べるのも、料理も、したくないけど、肺と大腸を潤す養生を。
食べ物なら、温かいお出汁にとろろを入れたり(インスタントのお出汁に冷凍とろろを入れる、とかで十分)、
スープやお味噌汁に蓮根・大根・じゃがいもを入れたり。
【あったかい+白い食材】がポイントです。
悲しいときは、悲しみを、受け止めよう。悲しみに浸ったり、その悲しみを味わいつくしたり、とらわれたり、するのではなく。そりゃ悲しいよね、仕方ないよねー、と、それだけでもよかったなぁ。
以上、悲しみがちゃんと肺や大腸とつながってるんだなぁ🌟という、気づきの話でした。
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